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もこもこ土産店

ドールと旅する・食べる・遊ぶ本を作ったり古本市に出たりしています。

冬コミの装備報告-シャッター付近でサークル参加をしてみて

冬コミの装備報告-シャッター付近でサークル参加をしてみて
※ドールは出てきません。

C89冬のコミックマーケットが終わりました。
寒さとの戦いと言われる冬コミに、今回サークルで初参加するにあたり、情報を集めて臨みました。ネットの情報もとても役に立ったので、同じような場所で参加される方に向けて覚え書きとして書いておきます。当方は普段首都圏在住で、かなりの冷え性です。

■暑いか寒いか →西る-38bはかなり寒かった
良く言われている通り、参加形態によって体感温度が大きく変わります。
サークル参加でもシャッター前はとても寒いでしょうし、シャッターから離れて更に人の波が途絶えない人気ジャンルは暑かったのではと思います。
一般参加の場合も早朝から並ぶ・入場制限が無くなってから並ぶでは全く装備が異なりますので、今回は、「シャッター付近(前ではない)のサークル参加」を前提に報告します。
また、今回西る-38bのそばのシャッターは開いていましたが、毎回必ず開くわけではないと思いますのでその点もご留意ください。

結論から言うとかなり寒かったです。具体的なサークルの場所は以下。



る-08と07に挟まれた通路が最も風が吹いていそうです。当サークル(る-38b)左隣の"る-37"スペースは、積み上げていた本の表紙が風でめくれていました。当サークルにも会場直後シャッターが開くと同時に冷たい空気が来ました。
寒さの程度を説明するのはなかなか難しいですが、じっとしていると「目玉が寒い」と感じました。スキー場に行ったときに体験した寒さです。毛糸の帽子を被ってはいましたが、頭部が継続的に冷えたことによって寒さによる頭痛が起こりました。頭痛持ちの方は薬の用意も大事です。

■当日の装備
以下はネットやコミケPlus等で事前に情報収集をして買い込んだものです。
当日になるまで、サークルスペースがどのくらい寒いか/シャッターが近いのか/シャッターが近いとして、当日開くのか、などが不明でしたので"暑ければ脱ぐ、寒ければ着る"を前提に最も寒い状況でも耐えられそうな重ね着を計画しました。

アンダーウェアとしてはモンベルのジオラインかミズノのプレスサーモがお勧めされていたため、とりあえずモンベルに行きました。
モンベルではアンダーウェアの他にもシャツやパンツなど大体のものが売られていたのでついでにほとんどそこで揃えてしまいました。このため、今回の装備はモンベルだらけとなっています。が、モンベル推しという訳ではなく、同様の機能のものを選ぶ目安になればと思います。

アンダーウェア------------------------
・モンベル ジオライン<ミドルウエイト>ハイネックシャツ

女性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107528
男性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107527

・モンベル ジオライン<ミドルウエイト>タイツ

女性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107530
男性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107529

ヒートテックなどの吸湿発熱繊維では、コミケのような暑くて汗をかく室内と寒い外を行き来すると汗をかいたあとなかなか乾かず体が冷えてしまいます。登るときは汗をかき、休憩時には体が冷えることに対応した登山用のインナーが適しているようです。
モンベルのジオラインは用途に応じて厚さが3種類あります。今回は店頭の説明を見て、コミケの環境に一番近そうな<ミドルウエイト>を選びました。
ハイネックシャツは首下にファスナーがついており、暑くなったらファスナーを下げて中の熱気を逃がすこともできます。

当日着た感想ですが、汗で冷えるという感覚が全く無かったので驚きました。どんなに寒いところでも脇の下や背中の真ん中など冷たく感じることがあるのですが、そのようなことが無いです。設営中は上着を脱いで汗をかいて、その後開場して上着を着る、という温度変化にも立派に対応してくれました。

上半身----------------------------------
・モンベル メリノウールプラス ロングスリーブ(ウールの長袖Tシャツ)

女性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1114118
男性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1114117

メリノウールプラスの汗をかいたら乾きやすく暖かい、に惹かれて購入。着易くて暖かかったです。

・モンベル クリマプラス100ジップベスト(フリースのベスト)

女性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1106480
男性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1106479

中に着るものはウールの長袖Tシャツ+ロングカーディガンで良いかと思いましたが、もしもっと寒かったらどうしようと不安になって購入したもの。
袖が無いのでもたつかず、でも胴体は暖かいという、どっちつかずで迷っている人への救済品。
クリマプラス100の説明には適度に暖かく蒸れと汗冷えを防ぐとあります。
これも暑かったら脱ぐつもりでジッパータイプにしましたが、最後まで着ていました。

・ウールのロングカーディガン
普段着ているものです。長さは太ももの中ほどまであり暖か。前開きなので暑さに応じて脱ぎ着可。

下半身----------------------------------
・モンベル ストレッチ ライニング カーゴパンツ(裏地つきパンツ)

女性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1105442
男性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1105441

起毛裏地+風を通さない表地の組み合わせで暖かでした。
特殊素材ゆえ、足を動かすとシャカシャカと少し音がするのが玉にキズですが、コミケ会場で聞こえる音量ではなかったので気になりません。
それよりも暖かさ重視!

・モンベル メリノウール ジャカード ハイソックス(ウールのハイソックス)

女性:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1108768
兼用:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1108644

足の冷えにはだんぜんハイソックスが良いです。
メリノウールは汗をかいても乾きやすく、臭いも抑えてくれるとのこと。
この靴下+中敷カイロで足元の冷えは感じませんでした。

・ノースフェイス ヌプシ ブーティーウールII
兼用:https://goldwinwebstore.jp/ec/pro/disp/2/NF51591/MG/6/

アンダータイツ、ハイソックスと固めた上で足先&足首の冷え対策に、スノーブーツ的な靴を投入しました。靴底はそこそこ厚く、足全体をダウン素材が覆います。

丈の短い「ショート」もありますが、長いほうが暖かいと決め付けて長いほうにしました。
履くとまず足首がホカホカ。更に、意外に冷える足の甲の部分もダウンで暖か。
足の裏は後述の中敷ホカロンでガードし、足下からの冷えを防ぎました。
下半身の冷え対策は、トイレ回数の減少にも役立つのでコミケでは特に大事ではと思います。

小物類------------------------------
・ウールの帽子(耳あてつき)
耳まであるのがお勧めです。頭から体温が逃げるので蓋をしてやることが大事と「チャンネルはそのまま!」(北海道のTV局が舞台の佐々木倫子作漫画)の主人公も言っています。

・ユニクロ ウォームイージースカート(フリースの巻きスカート)
http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/158826
裏がフリース表がキルティングの巻きスカートで、スナップを外すとひざ掛けになります。
体に張り付くひざ掛けのようなものなので、パンツの上から巻けます。結局一日巻いていました。
太ももが冷えるので、太ももの上に来る場所にホカロンを左右貼っていました。

・ユニクロ フリースマフラー(使用せず)
マフラーはもともと持っていたものです。ダウンコートの襟がガッチリしてマフラー代わりになったので、結局使いませんでした。

・皮手袋(使用せず)
こちらも持参しましたが、使いませんでした。
会場直後は貼らないカイロで指先を暖めましたが、途中から存在を忘れていました。
人の対応をしたり、メモを書いたりするので面倒くさくなってきたのでしょうね。
それでも指がかじかむほどではなかったです。

ホカロン類----------------------------
・貼るホカロン(大) 3枚
長袖Tシャツの肩甲骨の中央に1枚、フリースの巻きスカートの太ももがあたる部分に左右1枚ずつ計2枚

・靴用中敷ホカロン 1組
靴用のホカロンで、つま先のみではなく足裏全体が温まるもの。
開場後に冷えてきたところで投入しました。最後まで暖かで、足からの冷えは感じませんでした。

・座布団ホカロン 1つ
もまずにHOTほかほか座布団
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B006BIC2NI/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1

これはすごくイイ!今回の大ヒットです。
ワカサギ釣りをする人も使っているとか。座布団型のホカロンで、椅子の上に敷いて使います。
お尻~裏太ももまでが温まると体の芯まで温まりました。
帰りはゴミとして捨てられるので荷物も減ります。次回冬コミに参加することがあればまた買っていきます。

・貼らないホカロン(ほとんど使用せず)
会場直後は手で触って暖を取っていましたが、何かしら作業をしていることがほとんどでしたので、いつの間にか使わなくなっていました。

その他--------------------------------
・温かいスープ
サーモスのスープジャーに、当日朝市販のミネストローネスープをレンチンして入れていき、会場で飲みました。温かく消化も良いのでおススメです。

■総評→温度変化に合わせてこまめに装備を変えるのが大事でした。
かなり過酷な環境でしたが、帰宅してから風邪をひくことも無かったので、寒さ対策は割合成功と言って良いのではないかと思います。
自宅~会場到着/設営完了までは暖房のあるところにいたり動いていたりするため、あまり大層な防寒は不要でした。
家を出るときはホカロンも最低限にして、電車の中で暑過ぎない格好で行くのが良いと思います。私の場合は設営時には汗をかくぐらいでしたので、コートを脱いで設営をしました。その後開場までだんだん体が冷え、開場と同時にシャッターが開き寒くなったのでコートを着て各種ホカロンも追加して行ったという具合です。

ちなみにモンベルのジオラインは本当に優秀なので、コミケ後も大活躍をしています。追加で何枚か買おうかと思っています。

今後また冬にサークル参加できることがあったとしたら、また上記の装備で行くのではないかと思っています。
できればベストがもう少し良いデザインになってるといいな…と願望を書きつつ終わります。
 

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